がん漢方治療専門サイト
HOME>がん治療紹介

がん治療紹介

がんに対する普通の人の認識

かつて、がんは死と同義語でした。がんという診断を死の宣告のように聞きました。
現在では、がんになっても治ることがあり、特に早期に発見されたがんは完全に治る可能性が高くなりました。それと同時にがんに対する恐さがうすれ、がんを死ぬ可能性のある病気と感じない人が多くなったと思われます。
手術などでがんを全部取ったといわれると、これで完全に治ったと勘違いをして、その後の再発予防の治療をしっかりやらない人がいます。そして、再発が起こります。一度再発すると、多くはその後も再発をくりかえし、次第に治療が効かなくなり、ついには不幸な転帰を迎えます(医学用語で、死を意味します)。その時になってあの時もっと再発予防の治療をしっかりしておけば良かったとくやんでも遅いのです。がんの恐さは、いつ再発するか分からないところにあります。

100%治るがんは、胃がんの粘膜(胃壁の断面を内側から粘膜、粘膜下層、筋層、漿膜と分ける)に限局した分化型がんくらいで、早期がんと言われ手術で全部取ったとしても、5年生存率は80~90%前後です。早期がんでも10人に1~2人が再発し5年以内に死亡するわけです。がんの種類によっては再発が遅く、再発後、5年以上たってから亡くなる人もいるので、5年生きたからといって、完全に治ったとはいえないがんもあります。

手術で全部取ったといっても、それは目に見えるがんを全部取ったということで、目に見えないがんが残っているのか残っていないのかは分かりません。手術の前に検査をして、転移はどこにも無いといわれても、検査にひっかかるような大きさの転移は無いということで、検査で発見できないような小さな転移があるかどうかは分からないのです。がん細胞1個1個は目に見えません。数ミリ以下のがんを検査で発見することはまずできません。目に見えない、検査で見つからないがんが残っていたり、転移をしていれば、いずれそれが大きくなって定期検査で発見されたり、症状をだしたりするのです。

ですから、今は、がんをいかに早期に発見するかと同時に、治療後いかに再発をふせぐかが大事なのです。早期発見の努力をする人は多いですが、早期発見で安心し、再発予防をおろそかにしている人が少なくない印象を受けています。