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当院でのがん治療

当院でのがん治療について

がん治療を希望される方は経過を簡単に書いて持ってきてください。特に、病期(ステージ)分類、がんの拡がり方や転移の有無、手術の場合は治癒度(肉眼的にがんが残っていない、残っている、不明)とリンパ節転移の有無、化学療法の場合は薬の名前と量、病理診断、最近の血液データが参考になります。これらを受け持ち医に書いてもらい、また病理報告や血液検査結果のコピーをもらってください。


薬は煎じ薬になります。抗がん作用のある生薬は保険がききませんので、自費となります。

基本は抗がん作用のある藤瘤(ふじこぶ)、詞子(かし)、菱の実、薏苡仁(よくいにん)で、それぞれラテン語名の頭文字をとってWTTCと略します。
これは50年前、胃がんの手術で有名な千葉大の中山恒明教授が研究させたものです。これに土方康代先生が免疫能を高めるため霊芝(れいし)と梅寄生(ばいきせい)を加え、WTTCGEとしました。これで良い結果が得られた症例が報告されています。しかし私は、これだけでは効果不十分と考え、さらに強力な抗がん作用のある白花蛇舌草(びゃっかじゃぜっそう)と半枝蓮(はんしれん)を加えました。これに薬ががんに到達しやすくする薬や必要に応じ食欲のでる薬、貧血をなおす薬、肝機能を良くする薬を追加します。白花蛇舌草と半枝蓮の組み合わせでも効きが悪いと感じたら、八月扎(はちがつさつ)と竜葵(りゅうき)の組み合わせに変えます。


病期により、使う薬と量を変えます。がんを全摘し、近くのリンパ節に転移がなければWTTCGEだけでよいでしょう。近くのリンパ節に転移があれば、リンパ節を含めて全摘したとしても、がん細胞がリンパ節をすりぬけて全身に散らばっている可能性がありますので、白花蛇舌草と半枝蓮を加えます。

煎じ薬は苦いかという質問をよく受けます。基本的な薬は苦くありません。しかし、おいしいものではありませんので、慣れるまで時間がかかるでしょう。薬のまずさと薬を煎じるわずらわしさから途中で飲むのを止めた人がいました。1年くらいしてがんが再発したといって戻ってきました。それからは文句を言わず薬を飲んでいます。まずくても命にはかえられませんと言っています。


抗がん作用の強い生薬といっても、副作用はほとんどありません。漢方では一般的に、胃がもたれる、食欲が落ちる、便がやわらかくなる、下肢がむくむなどの副作用がでることがありますが、薬をやめれば症状はなくなります。抗がん作用のある薬に関しては、肝機能、腎機能に影響がでないか、定期的な血液検査をしてもらっていますが、今までに検査結果が悪くなった人は居ません。